憲法9条を守ろう
八王子憲法9条の会

憲法の改悪に反対する請願書

国会に提出する請願書です。ダウンロード用・Word書類をプリントアウトしてご利用ください。衆議院用と参議院用の2種類ありますので、両方署名し、下記事務局あてにお送りください。

【送り先】

  • 〒192-0912 八王子市絹ヶ丘1−36−1 小倉英敬(八王子憲法9条の会事務局)

以下は請願書の文章です。

憲法の改悪に反対する請願書

参議院議長殿

 1947年に施行された新しい憲法を私は初恋のひとのようにして生きてきた、と強く感じています。初恋の人を引き離そうという理不尽な力には、喰らいついても抵抗しようと思っています。

 1933年生まれの私は、大日本帝国の勝利を信じていた軍国少年であり、軍のエリート校に進む予定でした。

 旧満州で、敗戦の日を迎え、死と背中合わせの難民生活を経て、1946年10月、内地に引き揚げてきました。日本が世界の中心になるという軍国の理想が崩れたとき、敗北した三等国民として文句を言わずに生きるという気持ちだったと思います。

 そうした翼をもがれた少年の胸に、誇りと愛を注ぎ込んだのが、新憲法でした。

 特に第九条の戦争放棄の条項は、美しいと思いました。諸国民の公正と信義を信頼して、紛争を解決する手段としての戦争を放棄する。

 戦争に追われて密林の中を逃げまどい、やっとハルビンまで、たどり着いたものの、飢えて凍えて死んでいった日本人の女性、子供の姿が、瞼に浮かびました。

 日本人に使われ、最低限の生活をしていた中国人苦力のやせた身体や、継ぎだらけの衣服も眼に浮かぶのでした。

 戦争を放棄することは、暴力に対して、暴力で報いないことですから、つらいことだろうと思いました。

 しかし戦争はしないと決め、武器を持たず使わず諸国民の信義に信をおいて、その志を貫く、それは戦いと悲惨に明け暮れた人類が、その中でつかんだ希望だと思いました。

 その思いは中学生の私にとって初恋に似ていました。

 理想の道しるべを、9条の中に、ハッキリと見たのです。

 その9条は、この57年間に、突っつかれ、け飛ばされ、もみくちゃにされてきました。

 朝鮮戦争から、イラク戦争にいたるまで、アメリカの軍事戦略に基づいて、日本の軍備増強がはかられ、今は、日本の基地は、アメリカの海外派兵の拠点として整備され、日本軍隊(自衛隊)は、海外で戦争する戦争に、組み込まれています。憲法改悪を呼号しながら、この国の、小泉首相は、日本が世界への出陣拠点になり、自衛隊を海外派兵することに、賛意を表しています。私たちは、もう耐えられません。このままでは、初恋の恋人が死んでしまいます。

徴兵は、命かけても、阻むべし、祖母、母おみな牢に満つるとも

という歌が有ります。心にその決意を秘めながら、「戦争しない日本」の旗を高くかかげて、「戦争させられる日本」への道を阻み、恋人を、生き返らせようではありませんか。

(坂本龍彦)


取り扱い団体  八王子憲法9条の会

呼びかけ人   (浅井基文、坂本龍彦、島田三喜雄、藤森治郎、松本智量)

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